国営昭和記念公園に子供を連れてよく遊びに行くのですが、まぁとにかく広い。休日でお天気が良いと多くの人が訪れ、季節ごとのイベントや植物・花に癒されながら1日中満喫できます。今回は子供から大人まで、それぞれの楽しみ方をエリア毎にご紹介します。

※公式サイトより
幼児と楽しむエリア
わんぱく遊具
小さな子供でも遊べる滑り台や、砂場、水遊び場、ふわふわドーム、ブランコなど、とにかく遊具が充実しています。
休日は混雑しているので、子供をよく見張らないと見失うことがあります。混雑した日は迷子のお知らせ放送をよく耳にします。汗
みんなの原っぱ
広大な芝生の中央に、「大ケヤキ」という大きな木がシンボルとしてあり、木陰でのんびりと過ごす人が多いです。テントを張ったり、シートを広げてピクニックしたり、ボール遊びやバドミントンなど様々な楽しみ方があります。
また、原っぱの東・西・南それぞれにある花畑では春にはナノハナやポピー、秋にはコスモス等が開花し季節の花を観賞することができます。


水遊び広場
普段は有料エリアのレインボープールですが、期間によっては一部を水遊び場として無料で利用できます。水深30㎝以下なので、小さな子供でも安心して遊べますね。
パークトレイン

園内を移動するのに便利なパークトレイン。子供はこのトレインが大好きで、公園に行くと必ず乗りたがります。トレインの種類もいくつかあり、トーマスに似たブルーのトレインが中でもお気に入り。
園内を一周しているので、エリア毎に停留所があります。季節ごとにルートが変更になる場合もあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
料金は大人(15歳以上)400円、小人(4歳以上中学生以下)200円、65歳以上400円。一度下車すると、次回乗車する度にまた料金がかかります。並んでいるときにスタッフの方からチケットを購入します。(現金のみ)
ベビーカーなどの荷物も運んでくれるので便利です。ただ、休日などは混雑していて乗車するまでの待ち時間が長いので、場合によっては歩いたほうが早いなんてことも。
特にこどもの森エリアから乗車しようとすると、毎回長蛇の列です。ここは覚悟が必要ですね。。立川口からみんなの原っぱやわんぱく遊具までの距離なら、散歩がてら歩くのも◎
一日フリーパスというのもあり、料金は4歳以上~600円、65歳以上500円で、3月~10月の平日のみ、12月~2月は毎日販売しています。幼児とパーク内を徒歩で移動するのは結構しんどいので、乗り降り自由のフリーパスがあれば、移動も楽々です。
※ただし場所によっては混んでいて乗れない場合もあるため、待ち時間等が長くなる恐れがあります。

子供が楽しめるエリア
こどもの森
ここだけでも1日中遊べるほど広い敷地で、遊び場も充実しています。
「雲の海」は巨大なトランポリンは、まるで雲の上にいるような感覚でふわふわ弾むため、子供たちは大興奮。
「森のとりで」は長い滑り台があり子供たちで非常に混雑しています。わんぱく遊具より狭いため、迷子の心配はなさそうですが、休日はとにかく密でした。
「虹のハンモック」は日本一大きいハンモック。小学生以下が対象で、飛び跳ねたり寝転んだり自由に楽しめます。
「月の丘」はレインボーの階段を上り終えると本物のようなクレーターのある月球儀があります。

「ワクワク広場」は子供の森のメインゲートで、霧や噴水が突然出てきます。
「地底の泉」は大きな鉢状の穴の底に泉があります。水が溜まっていると入れないです。
「森の家」には駄菓子屋さんと救護室があり、こどもの森のインフォメンションセンターです。スタッフの方がいるので、分からないことがあればここで聞くことができます。
「石の谷」では登ったりくぐったり、まるで冒険しているかのように楽しめます。
「霧の森」は霧が突然出てくる場所。1時間に2回ほどの間隔で15分間霧が出てきます。
「木工房」は木や竹等を使って工作ができる施設。材料などは「森の家」か「木公房」で貸し出しているそうです。
「太陽のピラミッド」は長い階段があり、そこさえ頑張って登ればこどもの森を一望できる達成感を味わえます。プチ登山を経験できますね。
「ドラゴンの砂山」には4匹の大きなドラゴンがいて、上に乗っかったり、お腹の中に入って遊ぶ子供がたくさんいます。
レインボープール
東京ドームの1.4倍ほどの広さを有する首都圏最大規模のレジャープール。夏には多くの人が訪れ、入場の際長蛇の列ができます。再入場は当日限り何度も可能で、水着姿のままサイクリングやボート等園内の施設を楽しめます。
大人も楽しめるエリア
ボートハウス

水鳥の池でボートを漕いで楽しむことができます。鯉などが泳いでいてしきりにエサくれ~と寄ってきます。ボートには2種類あり、手で漕ぐタイプのローボート(3人乗り)と、ペダルを足で漕ぐタイプのサイクルボード(2人乗り)があります。
※9:30から閉園30分(貸出受付は閉園の1時間)前までボートハウスで貸出
※閑散期の12月~3月第1日曜(3月1日が日曜の場合は、第2日曜)は土日祝日のみの営業
※9歳以下の子供がいる場合は、大人(20歳以上)と同乗必須
ローボートは60分以内で800円、サイクルボートは30分以内で800円の料金がかかります。
種類 | 時間 | 料金 | 備考 |
ローボート(3人乗り)
幼児(0才〜)を含め、4人の乗船× |
60分以内 | 800円 | 5分以降の超過をした場合、30分毎に400円 |
サイクルボート(2人乗り)
定員2名+9才までの子供 |
30分以内 | 800円 | 5分以降の超過をした場合、30分毎に800円 |
レンタサイクル
この広大な公園内を移動するには、正直言って自転車移動が一番便利です。立川口と西立川口、砂川口の3か所で自転車をレンタルすることができます。サイズは子供から大人用の18~26インチまであり、マウンテンバイク型、ママチャリ、2人乗りができるタンデム自動車等があります。また、幼児を乗せるチャイルドシート付の自転車もあります。※子供乗せ自転車の場合、同乗する子供の料金はかかりません。
ちなみに補助輪付きの自転車は貸出もなく、持ち込みもNGです。
※貸出受付は9:30~閉園1時間前まで。
※一輪車の貸出しは、立川口サイクルセンターのみ。
15歳以上の大人は3時間420円(30分毎に70円)
中学生以下の小人は3時間260円(30分毎に30円)
こもれびの里
昭和30年代の武蔵野の風景や、そこでの暮らしを再現したこもれびの里。イベント等もあります。
日本庭園
日本の文化の素晴らしさを知ることのできる庭園。細部まで行き届いた庭園は、気品ある風情を堪能することができます。カップルや夫婦がゆっくりと散策するのにピッタリの場所です。
ゆめひろば
国営昭和記念公園近くにはIKEAもあり、IKEAに来たついで~で公園に寄るならここで十分かなというところ。有料の公園には入らず、手前の広場だけでも広くてのびのび遊ぶことができます。
コロナ以前はここでよくイベントが催されていて、以前記事にした「まんパク2019」など様々な催しがありました。

園内レストラン
バーベキューガーデン
事前予約が必要ですが、手ぶらでバーベキューを楽しめます。
ふれあい広場レストラン
立川口から一番近い洋食レストラン。窯焼きピッツァが好評です。
レイクサイドレストラン
水鳥の池に面した場所に位置する和食中心のレストラン。ボートハウスが近いので、ボートの後の休憩や、漕いでる人たちを眺めながらの食事など楽しめます。
渓流広場レストラン
みんなの原っぱやうんどう広場の近くにあるレストラン。テラス席もあり穴場です。バーベキューコーナーもあります。
いかがでしたか?国営昭和記念公園は1日じゃ足りないくらい豊富な遊び場があるので、何度でも足を運びたくなります。季節によって楽しみ方も違いますが、やっぱり桜の時期やチューリップなどの咲く時期(3月~5月)と、銀杏並木が見頃の時期(11月初旬~中旬頃)は一度訪れることをお勧めします。
ここで紹介しきれないほど、他にもドッグランやスポーツ広場など施設や遊び場が充実しているので、幅広い世代の方が楽しめるのが良いですね。
国営昭和記念公園入園料
大人(15歳以上) | 450円 |
小人(中学生以下) | 0円 |
シルバー(65歳以上) | 210円 |
国営昭和記念公園駐車料金
大型車 | 1,780円 |
普通車 | 840円 |
原付・自動二輪車 | 260円 |